読書のすすめ

本が好き

ダークな本、ラヴクラフト

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))

ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))

前に、読書好きの友人と話していたとき
たまにとてつもなくおどろおどろしい
ストーリー読みたくなるよねって盛り上がりました
盛り上がる話でもないんだけど(笑)
わかる~‼みたいな

怖さのなかでも、陰鬱とした
全体的にいつもモヤのかかったような暗さ
凶器的な怖さ、をみたい怖いもの見たさ
匂ってきそうな表現の描写

友人は日本作家を進めてくれましたが
私は断然“ラヴクラフト”です

読んだのはこの二巻の本
作家さんの経歴など全く知らないのですが
日常的な生活は大丈夫だったのか?と思わせるほど
内向的人種のなかのベストオブ内向って感じです

特に好きなのは、地下に閉じ込められていた異形の集団のとこ
細かい描写より、見た本人の心情で
察するという感じでしょうか
そこが不気味さを引き立てる

こういう本に漂っている、奇異な雰囲気は
強烈に脳裏に残っちゃいます